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ジルコニアとは?

じるこにあ

ジルコニアとは、酸化ジルコニウム(ZrO₂)を主成分とするセラミックス材料で、高硬度・高強度・生体親和性に優れた素材のことです。

ジルコニア(Zirconia)は、化学式ZrO₂で表される酸化ジルコニウムを主体としたセラミックス材料です。純粋なZrO₂は温度によって単斜晶・正方晶・立方晶の三つの結晶相をとりますが、安定化剤(イットリア・カルシアマグネシアなど)を添加することで、室温でも高強度な正方晶相を維持する「部分安定化ジルコニア(PSZ)」や「正方晶多結晶ジルコニア(TZP)」として工業利用されています。

ジルコニアが注目される特性は次のとおりです。

  • 高硬度と高靭性:クラックが進展しようとすると相変態が起こり亀裂を止める「変態強化」機構をもつ
  • 低熱伝導率:金属に比べ熱を伝えにくく断熱コーティングに使われる
  • 生体親和性:金属アレルギーを起こしにくく、歯科・医療用インプラントに適する
  • 化学的安定性:酸・アルカリに対する耐性が高い

歯科では金属を使わない白色の歯冠(ジルコニアクラウン)として普及しています。工業分野では固体酸化物形燃料電池(SOFC)の固体電解質、タービンブレードの遮熱コーティング(TBC)、切削工具など幅広く活用されています。外観が白く透光性もあるため、宝飾品の模造ダイヤモンドとしても知られています。

使い方・例文

歯科治療で金属製の被せ物の代わりに用いられる白いジルコニアクラウンは、生体親和性が高く金属アレルギーのある患者にも適しています。

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