ジョージ・エーブルとは?
じょーじえーぶる
ジョージ・エーブルは、アメリカの天文学者で、銀河団のカタログ作成と銀河団を用いた宇宙論研究の先駆者として知られる人物です。
ジョージ・エーブル(George Abell、1927〜1983年)は、アメリカの天文学者で、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教授として活躍しました。現代天文学における銀河団研究の基礎を築いた重要な人物です。
エーブルの最大の功績は、1958年に発表した「エーブルカタログ」の作成です。パロマー天文台のパロマー・スカイサーベイの写真乾板を系統的に分析することで、北天の2712個の銀河団をリストアップしたもので、銀河団研究における基本参照資料となりました。後に南天分も加えられ、計4076個の銀河団を収録するカタログに発展しています。
このカタログに収録された銀河団は「エーブル銀河団」と呼ばれ、現在でも「Abell 1656(かみのけ座銀河団)」「Abell 2029」など、天文学の論文や観測報告で頻繁に引用されます。宇宙の大規模構造の研究や宇宙論パラメータの推定にも利用されました。
また、エーブルは天文学の普及にも熱心で、一般向けの天文学教科書を執筆するなど、教育活動においても大きな足跡を残しています。宇宙論・天文学の教育と研究の両面に貢献した人物として評価されています。
使い方・例文
天文学の論文や銀河団の解説記事で「Abell(エーブル)番号」という形で名前が間接的に登場し、天文学を学ぶ学生が銀河団を調べる際に必ず接する人物です。
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