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ジョン・ロス (探検家)とは?

じょんろすたんけんか

ジョン・ロス(探検家)とは、19世紀イギリスの海軍士官・北極探検家で、北西航路の探索と磁北極の発見に貢献した人物です。

ジョン・ロス(Sir John Ross、1777〜1856年)は、スコットランド出身のイギリス海軍士官・北極探検家です。19世紀前半に行われた北極圏探検の主要な参加者の一人として、北西航路(北米大陸の北側を通る大西洋太平洋を結ぶ航路)の探索に大きく貢献しました。

ロスの主な探検は2回の北極遠征です。1818年の第1回遠征ではバフィン湾を調査しましたが、ランカスター海峡の奥に山脈があると誤認したため(「クロッカー山脈」)、引き返すという判断をくだして批判を受けました。

1829年から1833年にかけての第2回遠征では、甥のジェームズ・クラーク・ロスとともにブーシア半島周辺を探索し、以下の重要な成果を残しました。

  • 1831年に磁北極(地球の磁場が真下を向く地点)の位置を初めて特定・観測した
  • 北西航路探索において詳細な地図と水路情報を収集した
  • イヌイットとの接触・交流による民族誌的な記録を残した

第2回遠征では船が氷に閉じ込められ4年間の長期滞在を余儀なくされましたが、全員が生還したことも評価されています。帰国後は爵位を授かり、北極探検史に名を刻む人物として記憶されています。

使い方・例文

北極探検の歴史を扱う図鑑や博物館では、ジョン・ロスが磁北極を初めて発見した探検家として紹介されています。

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