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ジョン・ロウ (実業家)とは?

じょんろう

ジョン・ロウは、18世紀初頭に活躍したスコットランド出身の経済学者・金融家で、フランスで画期的な紙幣制度を導入し、歴史上最初のバブル崩壊のひとつを引き起こした人物です。

ジョン・ロウ(John Law、1671年〜1729年)は、スコットランドエディンバラ出身の経済学者・金融家です。若い頃に決闘で人を死なせ、イギリスを逃れてヨーロッパ各地を転々とした後、フランスに渡り金融改革を推進しました。

ロウはルイ15世摂政オルレアン公の信頼を得て、1716年に私立銀行「バンク・ジェネラール」を設立。翌年には国立銀行に昇格させ、紙幣を法定通貨として流通させるという当時としては革新的な制度を導入しました。さらに1717年には北アメリカのルイジアナ植民地の開発権を持つ「ミシシッピ会社」を設立し、株式を発行して投資を募りました。

この株式は投機的な熱狂を生み、ミシシッピバブルと呼ばれる史上最初期の株式バブルのひとつが形成されました。しかし1720年に信用が崩壊すると紙幣の価値が暴落し、フランス経済に深刻な打撃を与えました。ロウ自身もフランスを脱出し、失意のうちにヴェネツィアで生涯を閉じました。

ロウは経済理論的にも先駆的で、貨幣の流通が経済活性化をもたらすという信用貨幣論を主張しており、近代金融思想の先駆者としても評価されています。

使い方・例文

バブル経済や金融史の授業で「ミシシッピバブル」を解説する際、ジョン・ロウの名前は欠かせません。また紙幣の普及史を語るうえでも重要な事例として登場します。

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