ジョン・ポートマンとは?
じょんぽーとまん
ジョン・ポートマンとは、20世紀アメリカを代表する建築家・不動産開発者で、アトリウム型ホテルの設計で世界的に知られる人物です。
ジョン・ポートマン(John C. Portman Jr.、1924〜2017年)は、アメリカ・ジョージア州出身の建築家であり、同時に不動産開発者としても大きな成功を収めた人物です。建築家と事業家を兼ねるという当時としては珍しいスタイルで、自らの設計した建物の開発・運営にも深く関与しました。
ポートマンが世界的に名を知られるようになったのは、巨大な吹き抜け空間(アトリウム)を持つホテルの設計によってです。1967年にアトランタにオープンしたハイアット・リージェンシー・アトランタは、内部に21階分の吹き抜けとガラス張りのエレベーターを備え、「ホテルの革命」と評されました。この設計コンセプトはその後、世界中の大型ホテルに影響を与えました。
代表作には以下のものがあります。
- ペアマーツ・アメリカズ・マート(アトランタ)
- ルネッサンス・センター(デトロイト)
- エンバシー・コミュニケーションズ・ビル(ロサンゼルス)
- 上海センター(中国・上海)
ポートマンの建築思想の核心は「人間のための空間」でした。壮大なスケールの中に開放感と驚きを盛り込み、訪れる人々に感動を与えることを重視しました。不動産開発と建築設計の両輪で都市再生にも貢献し、衰退していたアトランタ中心部の再活性化に大きく寄与したことでも高く評価されています。
使い方・例文
旅行ガイドや建築雑誌で「アトリウム型ホテルの先駆者」として紹介される場面や、都市開発の成功例を語るビジネス書でジョン・ポートマンの名前が登場します。
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