ジョン・バルビローリとは?
じょんばるびろーり
ジョン・バルビローリとは、イギリスを代表する指揮者・チェロ奏者で、ニューヨーク・フィルハーモニックやハレ管弦楽団の音楽監督として20世紀のクラシック音楽界に大きな足跡を残した人物です。
ジョン・バルビローリ(Sir John Barbirolli)は、1899年にロンドンで生まれ、1970年に没したイギリスの指揮者・チェロ奏者です。イタリア系の家庭に生まれ、幼少期からチェロを学び、10代でプロの演奏家として活動を始めました。
指揮者としてのキャリアは1920年代に始まり、1937年にはアルトゥーロ・トスカニーニの後任としてニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任しました。この任務はきわめて困難な状況でのものでしたが、精力的な活動でオーケストラの水準向上に努めました。
バルビローリのキャリアで特に重要な点は以下の通りです。
- ハレ管弦楽団(マンチェスター)の音楽監督(1943〜1970年)として27年間にわたる長期在任
- 戦時中の困難な状況下でハレ管の再建と水準向上を成し遂げる
- エルガー・ヴォーン・ウィリアムズ・シベリウスなどの作品の普及に貢献
- ベルリン・フィルやウィーン・フィルへの客演でも高い評価を獲得
特にエルガーやデリアスなどイギリス作曲家の音楽を深く理解し広めた功績は大きく、「エルガーの使徒」とも称されました。情熱的で人間的な温かみのある指揮スタイルで聴衆と楽団員から慕われ、死後も録音を通じてその音楽は愛され続けています。1949年にナイトの称号を授与されました。
使い方・例文
「ジョン・バルビローリはハレ管弦楽団を長年率い、イギリス音楽の普及に情熱を注いだ指揮者として、クラシック音楽史の授業や解説で紹介されます」という文脈で登場します。
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