ジョン・ハーシェルとは?
じょんはーしぇる
ジョン・ハーシェルとは、19世紀イギリスの天文学者・科学者で、天体観測の集大成と写真術の発展に貢献した、父ウィリアム・ハーシェルの後継者です。
ジョン・フレデリック・ウィリアム・ハーシェル(John Frederick William Herschel, 1792〜1871年)は、イギリスの天文学者・数学者・化学者であり、天王星を発見した父ウィリアム・ハーシェルの息子です。ケンブリッジ大学で数学を修め、後に父の観測事業を引き継いで天文学の発展に多大な貢献をしました。
ジョン・ハーシェルの業績は天文学にとどまらず、写真術の初期発展においても重要な役割を果たしました。「写真(Photography)」「ネガ」「ポジ」などの用語を考案・普及させ、シアノタイプ(青写真)の先駆的手法も開発しました。また天体観測においては、南半球の星空を調査するため南アフリカ・ケープタウンに移住して詳細な南天カタログを作成しました。
主な業績は以下のとおりです。
- 南天の星雲・星団の体系的観測(ケープタウン滞在1834〜1838年)
- 写真術の基礎用語(Photography、ネガ、ポジ等)の考案
- シアノタイプ(青写真)技法の発明
- チオ硫酸ナトリウムの定着剤としての写真応用の発見
- カタログ「Cape Results」など多数の科学的著作の刊行
ハーシェルは天文学・化学・写真術・数学と幅広い分野で業績を残した19世紀科学の巨人であり、近代天文学の礎を築いた一人として高く評価されています。
使い方・例文
天文学史や写真術の歴史を扱う書籍・授業で登場する人物で、「写真(Photography)」という言葉の由来として紹介されることもあります。
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