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ジャン=レオン・ジェロームとは?

じゃん=れおんじぇろーむ

ジャン=レオン・ジェロームは、19世紀フランスのアカデミズム絵画を代表する画家で、オリエント趣味の精緻な歴史画・風俗画で知られます。

ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme、1824〜1904年)は、フランス画家彫刻家です。ヴェズール生まれで、パリエコール・デ・ボザール(国立美術学校)でポール・ドラローシュに師事し、アカデミズム絵画の技法を徹底的に習得しました。

ジェロームの絵画は、その卓越した写実技巧と精緻な描写力で一世を風靡しました。特に注目されるのは、エジプト・トルコ・中東・北アフリカなどを実際に旅行して収集したモチーフをもとに描いた「オリエンタリズム絵画」の数々です。異国情緒あふれる市場・ハレム・モスク・砂漠の風景などを細密に描いたその作品群は、当時のヨーロッパ人が抱く「東洋」への憧れと好奇心を体現するものとして爆発的な人気を集めました。

代表作には次のようなものがあります。

  • 『剣闘士の対決(Pollice Verso)』:古代ローマの闘技場を描いた歴史画。
  • 『バシ・バズーク』:オスマン帝国の傭兵を描いた肖像画。
  • 『テルマエでのプリアプスの池』など浴場を題材にした作品群。

晩年は彫刻にも才能を発揮し、絵画と融合した多色大理石の彫像を残しています。印象派全盛の時代にあっても写実主義を貫いた彼の仕事は、後世においてオリエンタリズム批評の文脈でも再評価されています。

使い方・例文

「19世紀フランス絵画の展覧会や美術史の講義で、アカデミズムの巨匠としてジャン=レオン・ジェロームの名前が取り上げられます」。

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