ジャック・リヴェットとは?
じゃっくりう゛ぇっと
ジャック・リヴェットは、フランス・ヌーヴェルヴァーグの一員として即興と長尺を特徴とする独自の映画文法を確立した監督です。
ジャック・リヴェット(Jacques Rivette、1928〜2016年)は、フランス・ノルマンディー地方出身の映画監督・批評家で、フランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールとともにヌーヴェルヴァーグを代表する存在です。映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』の執筆を経て映画制作の世界に入りました。
リヴェットの映画は、その異例の長さと即興的な演出スタイルで際立っています。俳優との即興的な対話を重視し、厳密な脚本よりも撮影現場での発見を大切にするアプローチを取りました。また、演劇的な要素や虚構と現実の境界をテーマにした作品を多く手がけており、独自の知的な映画宇宙を作り上げています。
代表作には以下のものがあります。
- 『パリはわれらのもの』(1961年)— 長期間かけて撮影したデビュー長編
- 『修道女』(1966年)— 公開禁止処分となった問題作
- 『セリーヌとジュリーは舟で行く』(1974年)— 約3時間の幻想的な傑作
- 『ジャンヌ・ダルク』(1994年)— 前後編合わせて約6時間の壮大な歴史映画
商業的な成功よりも映画そのものの可能性を追求し続けたその姿勢は、映画作家・批評家双方から今も高く尊重されています。
使い方・例文
フランス映画の歴史やヌーヴェルヴァーグについて学ぶ講座では、ジャック・リヴェットはゴダールやトリュフォーと並んで語られる重要な名前です。
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