ジオグリッドとは?
じおぐりっど
ジオグリッドとは、土木・建設工事で地盤補強に使われる格子状の合成樹脂製シートで、土砂の滑りや崩壊を防ぐ役割を果たします。
ジオグリッド(Geogrid)は、ジオシンセティクス(地盤改良合成材料)の一種で、ポリエステルやポリプロピレンなどの高強度合成樹脂を格子(グリッド)状に成形した補強材料です。格子の開口部に土砂や骨材が入り込むことで、材料と地盤が一体化し、引張力によって地盤を補強する仕組みです。
補強のメカニズムとして、ジオグリッドは土砂に対して「インターロッキング効果」を発揮します。格子の目に粒状材料が噛み合うことで、せん断抵抗が高まり、土砂の変形や滑りを効果的に抑制します。これは、布状のジオテキスタイルとは異なる大きな特徴です。
主な用途は以下のとおりです。
- 盛土補強:急勾配盛土や擁壁の背面補強
- 道路路床・路盤補強:軟弱地盤上の舗装構造改善
- 斜面安定:切土・盛土斜面の崩壊防止
- 護岸・堤防補強:洗堀に対する抵抗力の向上
素材の種類によって引張強度や剛性が異なり、現場条件に応じて単軸・二軸・三軸の製品が使い分けられます。ジオグリッドを用いることで、従来工法と比べて工期短縮・材料費削減・省スペース化が可能になり、現代の土木工事には欠かせない補強材として広く普及しています。
使い方・例文
軟弱な地盤の上に道路を建設する際、路盤の下にジオグリッドを敷設することで地盤の沈下や変形を抑制し、舗装の耐久性を高める場面で登場します。
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