ジェームズ・ラブロックとは?
じぇーむずらぶろっく
ジェームズ・ラブロックとは、地球を生命体としてとらえる「ガイア仮説」を提唱したイギリスの科学者・環境思想家です。
ジェームズ・ラブロック(James Lovelock、1919〜2022年)は、イギリスの化学者・生物物理学者で、地球科学と環境思想に多大な影響を与えた独立系科学者です。ヘレフォードシャー生まれで、大学での正規のポストを持たず、独立した研究者として独創的な仮事を発表し続けました。
最も有名な業績は1970年代に提唱した「ガイア仮説(Gaia hypothesis)」です。これは、地球の大気・海洋・土壌・生物圏が相互に作用し合い、あたかも地球全体がひとつの自己調節する生命体(スーパーオーガニズム)のように機能しているという考え方です。ガイアとはギリシャ神話の大地の女神の名から取られています。当初は科学界から異端視されましたが、地球システム科学の発展とともに再評価が進みました。
またNASAの研究にも関わり、火星の大気分析から生命の非存在を予測するなど、地球外の生命探索にも貢献しました。晩年は気候変動に関して警告を発し続け、核エネルギーの活用を環境問題の解決策として支持するなど、環境論者のなかでも独自の立場を貫きました。103歳で逝去した長寿の科学者でもあります。
使い方・例文
「ガイア理論」「地球システム科学」「環境思想」を学ぶ文脈でよく登場します。生態学や気候変動の授業でも引用されることがあります。
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