ジェームズ・クラーク・ロスとは?
じぇーむずくらーくろす
ジェームズ・クラーク・ロスとは、北磁極への到達と南極探検で顕著な業績を残したイギリス海軍の探検家・航海士です。
ジェームズ・クラーク・ロス(1800〜1862年)は、イギリス海軍の士官・探検家であり、北極と南極の両方で重要な地理的発見をした数少ない人物の一人です。
ロスは叔父であるジョン・ロスの極地探検に同行するかたちで北極調査の経験を積み、1831年に北磁極の位置を世界で初めて特定することに成功しました。当時の磁気科学にとってこの発見は画期的なものであり、ロスの名声を一気に高めました。
その後1839〜1843年にかけて、ロスは南極探検隊を率いて「エレバス号」と「テラー号」の2隻で南極海に向かいました。この遠征でロスは南極の広大な棚氷(現在の「ロス棚氷」)、ロス海、そして活火山を持つ2つの島(現在のエレバス山・テラー山)を発見しました。これらの地名は今日も彼の名にちなんで呼ばれています。
ロスの南極探検の成果は、その後の南極探検—特にアムンゼンやスコットによる南極点到達競争—への重要な道筋を開くものとなりました。磁気観測・海洋生物の採集など科学的な調査も重視した先見性を持つ探検家でもありました。
使い方・例文
地理の授業や南極探検史の解説で「ロス海」「ロス棚氷」の名称の由来として、ジェームズ・クラーク・ロスの業績が紹介されます。
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