シンク・ペア・シェアとは?
しんく・ぺあ・しぇあ
シンク・ペア・シェアとは、課題についてまず個人で考え、次に二人でペアになって話し合い、その後全体に発表するという三段階の学習活動です。
シンク・ペア・シェア(Think-Pair-Share、TPS)とは、アメリカの教育学者フランク・レイマンが1981年に提唱した協同学習の手法です。授業中に教員が問いを投げかけ、「考える(Think)→ペアで話す(Pair)→全体で共有(Share)」の三つのステップを通じて、生徒・学生の主体的な思考と対話を促します。
各ステップの内容は次のとおりです。
- Think(考える):まず個人で問いについてじっくり考え、メモや考えを整理する(30秒〜数分)
- Pair(ペアになる):隣や近くの人とペアを組み、自分の考えを共有しながら意見を深め合う
- Share(共有する):ペアでの話し合いをもとに、クラス全体に意見や気づきを発表する
この手法のメリットは、全員が発言機会を得られること、一斉授業では発言しにくい生徒も小グループなら参加しやすいこと、そして最終的にクラス全体での理解が深まることです。準備が少なく時間も柔軟に調整できるため、教員にとっても取り入れやすいアクティブラーニングの技法として広く活用されています。
日本では「主体的・対話的で深い学び」を推進する学習指導要領の改訂とともに注目度が高まり、小学校から大学まで幅広い場面で採用されています。
使い方・例文
理科の授業で教員が「なぜ空は青いのか」と問いかけ、各生徒が30秒間自分の考えをノートに書いた後、隣の席の人と2分間意見を交換し、最後に数組のペアが全体に発表するという場面がシンク・ペア・シェアの典型的な活用例です。
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