シャルル・クーロンとは?
しゃるるくーろん
シャルル・クーロンとは、18世紀フランスの物理学者で、電荷間に働く力の法則「クーロンの法則」を発見したことで知られる科学者です。
シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン(Charles-Augustin de Coulomb、1736〜1806年)は、フランスの物理学者・軍事技術者です。アングレームに生まれ、パリのエコール・ポリテクニークの前身となる機関で学びました。
クーロンの最大の業績は、静電気力・磁気力の定量的な法則の発見です。彼が1780年代に精密なねじり天秤(トーションバランス)を考案し、電荷間の引力・斥力が距離の二乗に反比例し、電荷量の積に比例することを実験的に示しました。この関係は「クーロンの法則」と呼ばれ、電磁気学の根幹をなす法則の一つです。電荷量の国際単位「クーロン(C)」はその名にちなんでいます。
また、土木・建築分野でも活躍し、土圧の理論(クーロンの土圧論)や材料の摩擦・強度に関する研究を行いました。軍の技術将校として西インド諸島での要塞建設にも携わっています。
- クーロンの法則(電荷間の静電気力)の発見
- 磁気力の距離依存性の定量測定
- 精密ねじり天秤の発明
- 土圧論(土木工学への貢献)
- 電荷の単位「クーロン(C)」の由来
クーロンの業績は後にマクスウェルが電磁気学を体系化する際の礎となり、現代の電気工学・物理学に欠かせない基礎を提供しています。
使い方・例文
高校物理の電気の単元では「クーロンの法則」が最初に登場し、2つの点電荷の間に働く力を計算する際に用いられます。電荷の単位「C(クーロン)」もシャルル・クーロンの名前に由来しています。
この用語をシェア
最終更新: