シャム猫とは?
しゃむねこ
シャム猫とは、タイ原産の古い猫の品種で、青い瞳とポイントカラーの被毛が特徴的な美しい猫です。
シャム猫(サイアミーズ)は、タイ(旧称シャム)を原産地とする世界最古の猫品種のひとつです。その歴史はタイ王室の古文書「猫の詩集(タムラ・マウ)」にも記されており、少なくとも数百年以上にわたって人々に親しまれてきました。
最大の特徴は「ポイントカラー」と呼ばれる毛色のパターンです。顔・耳・四肢の先端・尻尾(ポイント)のみが濃色になり、胴体は淡いクリーム色から白色になります。これは体温の低い末端部分ではメラニン色素が生成されやすいという遺伝的な仕組みによるもので、寒い環境で育つほど全体的に色が濃くなる性質があります。目の色はサファイアブルーで、光の当たり方によって深みのある輝きを放ちます。
体型はスリムで細長く、脚が長く耳が大きい「オリエンタル型」が現代のスタンダードです。また、非常に声が大きく、独特の低い声でよく鳴くことでも知られます。人懐っこく飼い主に強く依存するため「犬のような猫」と称されることもあります。
毛色のバリエーションはシールポイント・チョコレートポイント・ブルーポイント・ライラックポイントなどがあります。シャム猫はバーミーズやトンキニーズなど他の品種の祖先ともなっており、猫の品種育成に大きな影響を与えてきました。
使い方・例文
「青い瞳のシャム猫が、細い声で鳴きながら膝の上に乗ってきた」というように、その独特の外見と鳴き声を表現する際によく使われます。
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