シャクヤクとは?
しゃくやく
「シャクヤク」とは、初夏に大輪の花を咲かせる、ボタン科ボタン属に分類される中国原産の草本性多年草です。
シャクヤク(芍薬)は、ボタン科ボタン属に分類される多年草で、5月から6月ごろに大きく華やかな花を咲かせることで知られています。原産地は中国とされ、古くから観賞用の花として、また根が生薬としても利用されてきました。
茎は木質化せず、冬になると地上部が枯れて根だけが残る草本性の植物で、この点が同じボタン属で木本性の「ボタン(牡丹)」と異なる特徴です。両者は見た目がよく似ていますが、シャクヤクは草、ボタンは木という違いがあり、「立てば芍薬、座れば牡丹」という言葉で美しい女性の姿にたとえられてきたことでも知られています。
花の色は白、ピンク、赤、黄色など多彩で、一重咲きから幾重にも花びらが重なる八重咲きまで品種も豊富です。切り花としても人気が高く、大きく丸みのあるつぼみがゆっくりとほどけるように開花する様子が楽しまれています。また根を乾燥させたものは「芍薬」という生薬名で、鎮痛や鎮痙などの目的で漢方薬に配合されています。
観賞用の花としても薬用植物としても長い歴史を持ち、日本各地の庭園や植物園でも初夏の風物詩として親しまれています。
使い方・例文
庭園ではシャクヤクとボタンを一緒に植え、開花時期の違いを生かして初夏を通じて花を楽しむ工夫がされています。
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