シニアローンとは?
しにあろーん
シニアローンとは、プロジェクトファイナンスや企業融資において返済順位が最も高い(優先弁済を受ける)上位の融資のことです。
シニアローン(Senior Loan)とは、複数の資金調達手段が組み合わされた融資スキームにおいて、返済優先順位(シニオリティ)が最も上位に位置する貸付のことです。債務者が経営不振や破綻に陥った場合でも、シニアローンの債権者は他の債権者(メザニン・劣後ローン・株主など)よりも先に元本と利息の返済を受ける権利を持ちます。
返済順位の構造は一般的に以下のように階層化されます。
- シニアローン(最優先/担保付きが多い)
- メザニンローン(中間順位)
- 劣後ローン・ジュニアローン(後順位)
- エクイティ(株式)(最劣後)
シニアローンは優先弁済が保証されるため、貸し手にとってリスクが相対的に低く、その分金利は他の資金調達手段と比べて低めに設定されます。プロジェクトファイナンス(インフラ・不動産開発・エネルギー事業など)やレバレッジドバイアウト(LBO)などで広く用いられる手法です。
借り手にとっては低コストで大規模な資金を調達できるメリットがあります。一方、担保設定や財務制限条項(コベナンツ)が厳しく設けられることが多く、事業運営に制約が生じる場合もあります。
使い方・例文
大型インフラ開発や不動産ファンドの資金調達説明書(目論見書)において、「シニアローン○億円、メザニン○億円、エクイティ○億円」のように資本構成を説明する文脈でよく登場します。
この用語をシェア
最終更新: