サテンステッチとは?
さてんすてっち
サテンステッチとは、刺繍の基本技法のひとつで、図案の面を糸で埋め尽くすように平行に刺すことで滑らかな光沢のある仕上がりを作ります。
サテンステッチ(satin stitch)とは、刺繍における基本的な面刺しの技法で、図案の輪郭内部を刺繍糸で密に埋めていくことで、なめらかで光沢のある平面的な表現を生み出します。名前の「サテン(繻子)」は、この刺繍が光沢のある繻子織り布のような仕上がりになることに由来しています。
サテンステッチの特徴と基本的な手順は以下の通りです。
- 図案の一端から反対側へ、平行に糸を渡すように刺していく
- 糸と糸の間に隙間が生じないよう、密に並べて刺すことが重要
- 刺す方向は水平・垂直・斜めなど、図案に合わせて選ぶ
- 下地に綿を入れて立体感を出す「パデッド・サテンステッチ」という応用技法もある
サテンステッチは葉・花びら・小鳥の羽など有機的な形の面を表現するのに最も適しており、フランス刺繍・クロスステッチ・スモッキングなど様々な刺繍様式に取り入れられています。糸の光沢を活かすためにシルク糸を使うと、特に美しい仕上がりになります。
一方で糸が長く伸びるため引っかかりやすく、扱いや糸のテンション管理にやや技術が必要です。均一な糸の密度と方向を保つことが、美しいサテンステッチの仕上げのポイントです。
使い方・例文
刺繍フレームに布を張り、花びら一枚一枚をサテンステッチで埋めてブローチや刺繍パネルを制作する場面でよく登場します。
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