ゴレ島とは?
ごれとう
ゴレ島とは、セネガルの首都ダカール沖に浮かぶ小島で、大西洋奴隷貿易の拠点として使われた歴史を持ち、「奴隷の家」で知られるユネスコ世界遺産です。
ゴレ島(Île de Gorée)は、西アフリカ・セネガルの首都ダカールから約3キロメートル沖合いに位置する面積約0.18平方キロメートルの小島です。15世紀にポルトガルが占領したのを皮切りに、オランダ・イギリス・フランスが相次いで支配し、ヨーロッパ列強による西アフリカ進出の拠点となりました。
島が世界的に知られるのは、大西洋奴隷貿易における重要な積出港の一つだったためです。17〜19世紀にかけて、アフリカ大陸から拉致・拘束された多くの人びとがここに集められ、大西洋を越えてアメリカ大陸へ送られました。島に残る「奴隷の家(Maison des Esclaves)」は当時の収容施設で、地下の狭い独房と「帰らずの扉」が当時の残酷な状況を伝えています。
現在の島は平和な観光地として整備されており、植民地時代の色鮮やかな建築物が並ぶ街並みが残っています。主な特徴は以下の通りです。
- 植民地様式の赤・ピンクの石造建築
- 奴隷の家の博物館と「帰らずの扉」
- 車が走らない静かな島の環境
- 各国の要人や観光客が訪れる歴史的聖地
1978年にユネスコ世界遺産に登録されました。奴隷制の歴史を学ぶ場として、またアフリカ系ディアスポラの人びとにとっての精神的な巡礼地としても重要な意味を持ちます。
使い方・例文
ゴレ島では「奴隷の家」を見学し、奴隷たちが海に向かって最後に通ったとされる「帰らずの扉」の前に立つと、歴史の重さをひしひしと感じます。
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