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コールサックとは?

こーるさっく

コールサックとは、南天天の川に見られる大きな暗黒星雲で、石炭袋とも呼ばれ、南十字星の近くに位置する暗い空の領域です。

コールサック(英語:Coalsack Nebula)は、みなみじゅうじ座南十字星)の近くに位置する暗黒星雲で、「石炭袋」とも呼ばれます。天の川の中で周囲の星が少なく暗く見える領域であり、地球からの距離はおよそ600〜700光年比較的近い位置にあります。

暗黒星雲とは、背後の星の光を遮断する濃密な星間塵と分子ガスの雲のことです。コールサックはそのなかでも特に広大で、天球上での見かけの大きさは数度に及びます。南天の明るい天の川の中で、ぽっかりと黒い穴が開いているように見えることから、古くから南半球の人々に注目されてきました。

コールサックの主な特徴は以下のとおりです。

  • 南十字星の南東側に接して見える
  • オーストラリアやアフリカ南部など南緯25度以南で観察しやすい
  • インカ帝国などの先住民族の間では「暗黒星座」として動物の形になぞらえて神話に組み込まれた
  • 赤外線では内部の星が透けて見え、星形成領域でもある

南十字星の美しさとセットで語られることが多く、南天観測のランドマーク的な存在です。日本からは見えませんが、赤道より南の地域へ旅行した際の夜空観察の名所として知られています。

使い方・例文

「オーストラリアの夜空では、南十字星の隣にコールサックが黒く浮かび上がり、天の川の輝きとの対比が印象的です」という形で、天文観測の紹介に登場します。

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