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コーマック・マッカーシーとは?

こーまっくまっかーしー

コーマック・マッカーシーとは、アメリカ小説家で、暴力と人間の本質を容赦なく描いた硬質な文体で知られ、『ノー・カントリー』や『ザ・ロード』などで世界的な評価を得た作家です。

コーマック・マッカーシー(Cormac McCarthy、1933〜2023年)は、アメリカ・ロードアイランド州プロビデンス生まれの小説家です。南部の自然や西部の荒野を舞台に、暴力・死・善悪といったテーマを詩的かつ容赦のない筆致で描いたことで、現代アメリカ文学の最も重要な作家の一人として認められています。

初期作品は南部文学の伝統を踏まえたものが多く、フォークナーの影響が指摘されることもありましたが、やがてアメリカ西部を舞台にした「国境三部作」(『すべての美しい馬』『越境』『平原の都市』)で広く注目を集めました。『すべての美しい馬』(1992年)は全米図書賞を受賞しています。

その後、犯罪小説的な色合いの強い『ノー・カントリー』(2005年)はコーエン兄弟によって映画化され、アカデミー賞作品賞を受賞しました。また、核戦争後の荒廃した世界を父と息子の旅で描いた『ザ・ロード』(2006年)はピュリッツァー賞を受賞し、世界中で読まれるベストセラーとなりました。

マッカーシーの文体の特徴として、句読点をほとんど使わない独自のスタイルが挙げられます。セリフにも引用符を付けず、読者に緊張感と没入感を与えるこのスタイルは彼の代名詞となっています。

使い方・例文

映画『ノー・カントリー』を観た後にコーマック・マッカーシーの原作小説を手に取る読者が多く、その独特の文体に驚く人も少なくありません。

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