コーダとは?
こーだ
コーダとは、楽曲の最後に置かれる結尾部分のことで、曲全体をしめくくる役割を持つ音楽用語です。
コーダ(coda)は、イタリア語で「尾」を意味する音楽用語で、楽曲や楽章の最後に置かれる終結部分を指します。主要な主題や展開部が終わった後、曲全体をまとめ上げてしっかりと終止させるための独立したセクションです。
クラシック音楽におけるソナタ形式では、提示部・発展部・再現部の後にコーダが置かれることが多く、作曲家によっては非常に長大なコーダを書くことで知られています。ベートーヴェンはコーダを劇的に拡張し、それ自体が独立した音楽的発展を持つほどの重量感を与えたことで有名です。
楽譜上では、コーダの開始位置に「Coda」という文字や、円に十字を組み合わせたコーダ記号(⊕)で示されます。演奏指示として「ダ・カーポ・アル・コーダ(D.C. al Coda)」や「ダル・セーニョ・アル・コーダ(D.S. al Coda)」と組み合わせて使われることが多く、反復の後に特定の場所からコーダへジャンプするよう指示します。
コーダはポップスやロックでも用いられる概念で、曲の末尾に追加されるアウトロや繰り返しのフレーズがコーダに相当することがあります。楽曲に余韻や解放感をもたらす重要な構成要素です。
使い方・例文
楽譜を演奏していて「D.S. al Coda」の指示が出たら、セーニョ記号に戻って演奏し、コーダ記号の箇所から結尾部分へジャンプします。
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