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コンディショナリティとは?

こんでぃしょなりてぃ

コンディショナリティとは、国際機関が融資や援助を行う際に相手国に課す政策変更の条件のことです。

コンディショナリティ(conditionality)とは、国際通貨基金IMF)や世界銀行などの国際金融機関が、融資・債務救済・開発援助を供与する際に、受益国の政府に対して求める政策上の条件を指します。

その仕組みは、「資金提供と引き換えに、特定の経済・財政・構造改革を実施すること」を義務づけるというものです。具体的な条件としては、財政赤字の削減、補助金の廃止、国有企業の民営化、為替レートの自由化、規制緩和などが典型的です。IMFの融資プログラムでは、条件の達成度に応じて段階的に資金が分割放出される「トランシェ方式」がとられることが多く、条件不履行の場合は資金が止まることもあります。

コンディショナリティは1980年代から90年代にかけて、ラテンアメリカやアフリカの累積債務危機対応として広く適用されました。しかし、財政緊縮が社会サービス削減や失業増加をもたらし、国内の貧困層に深刻な打撃を与えたとして批判も根強く、「主権侵害」「民主主義との摩擦」と指摘されることがあります。

近年は条件の設計を受益国の状況に合わせて柔軟化する「オーナーシップ重視」の方向にシフトしつつあり、人権・ガバナンス改善を条件に組み込む「政治的コンディショナリティ」も登場しています。国際援助の効果と自律性のバランスを問う重要概念です。

使い方・例文

例えば、財政危機に陥った国がIMFに緊急融資を要請した際、「3年間で財政赤字をGDP比3%以内に抑える」「公務員給与を凍結する」などの条件が課されるケースがコンディショナリティの典型例です。

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