コダーイ・システムとは?
こだーいしすてむ
コダーイ・システムとは、ハンガリーの作曲家コダーイ・ゾルターンが提唱した、民謡や歌唱を中心に据えた体系的な音楽教育法です。
コダーイ・システム(Kodály Method / Kodály System)は、ハンガリーの作曲家・音楽教育者コダーイ・ゾルターン(Kodály Zoltán, 1882〜1967)が提唱・発展させた音楽教育の体系です。「音楽はすべての人のもの」という理念のもと、母国語としての民謡・わらべ歌を教材の中心とし、歌唱を基礎に音楽的読み書き能力を育てることを目的とします。
このシステムの主な特徴は以下のとおりです。
- ソルフェージュ(移動ド唱法)——音名ではなく音程関係を「ド・レ・ミ」で歌うことで、絶対音程ではなく相対的な音感を育てる
- リズム唱——「ター・ティティ」のような言葉でリズムを声に出して学ぶ
- ハンドサイン——各音階の音を手の形で表すサインを使い、視覚的に音程を確認する
- 民謡・わらべ歌の活用——子どもの文化に根ざした親しみやすい素材から音楽を学ぶ
コダーイ・システムはハンガリーの学校教育に導入されて大きな成果を上げ、その後アメリカ・日本を含む世界各国に普及しました。日本でも音楽教育の場で部分的に取り入れられており、ソルフェージュや合唱教育に影響を与えています。
使い方・例文
小学校の音楽の授業でハンドサインを使って音程を確認する活動や、合唱団のソルフェージュ訓練でコダーイ・システムの考え方が活用されます。
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