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グランドプロキシミティとは?

ぐらんどぷろきみてぃ

航空機が地面に異常接近した際にパイロット警報を発する安全システムで、地上接近警報装置(GPWS)とも呼ばれます。

ランドプロシミティ(Ground Proximity Warning System / GPWS)とは、航空機が地面や障害物に危険なほど接近したときに、音声・視覚的な警報パイロットに回避を促す地上接近警報システムのことです。「グラウンド・プロキシミティ・ウォーニング・システム」の略称GPWSとして航空業界では広く知られています。

このシステムは主に対地速度・降下率・フラップ/ランディングギアの状態・電波高度計のデータなどを組み合わせて監視し、以下のような危険状況をリアルタイムで検知します。

  • 急激な降下率(「SINK RATE」警報)
  • 地面に向けての過剰な接近(「PULL UP」警報)
  • 離陸後または着陸復行後の高度ロス
  • 滑走路外での異常な低高度飛行

従来型のGPWSは機体直下の地形しか検知できませんでしたが、1990年代以降に普及した強化型GPWS(EGPWS)は地形データベースと衛星測位を組み合わせ、前方の山岳地帯や障害物も先読みして警告できます。制御された飛行による地面激突(CFIT: Controlled Flight Into Terrain)は航空事故の主要原因の一つでしたが、GPWSの普及によって大幅に件数が減少しました。現在、一定規模以上の商業用航空機への搭載が国際民間航空機関(ICAO)によって義務付けられています。

使い方・例文

山岳地帯に接近しながら降下している航空機のコックピットで「TERRAIN TERRAIN PULL UP」という音声警報が鳴り響いた場合、パイロットは即座に上昇操作を行う手順が定められています。

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