クリスティアン・ゴールドバッハとは?
くりすてぃあんごーるどばっは
クリスティアン・ゴールドバッハは、「4以上の偶数はすべて二つの素数の和で表せる」という未解決問題「ゴールドバッハ予想」で知られるドイツの数学者です。
クリスティアン・ゴールドバッハ(1690〜1764年)は、プロイセン王国のケーニヒスベルク(現ロシアのカリーニングラード)に生まれた数学者です。法律・数学・歴史など幅広い学問を修め、ロシア帝国のサンクトペテルブルクとモスクワで要職を歴任しました。オイラーやライプニッツら当代の著名な数学者とも親交があり、活発に学術交流を行いました。
ゴールドバッハの名を永遠に数学史に刻んだのは、1742年にレオンハルト・オイラーへ宛てた手紙の中に書き記した一つの推測です。現代的な表現では次のように定式化されます。
- 「4以上のすべての偶数は、二つの素数の和として表すことができる」
- 例:4=2+2、6=3+3、8=3+5、10=3+7=5+5
この命題は「ゴールドバッハ予想」と呼ばれ、コンピュータによる検証では非常に大きな数まで成り立つことが確認されています。しかし、一般的な証明は現在に至るまで誰にも成功しておらず、数学史上もっとも有名な未解決問題の一つとして21世紀の今も多くの数学者を挑戦し続けています。
ゴールドバッハ自身は数学の専門家というよりも広範な教養人であり、この予想もあくまで手紙の中の観察として述べられたものでした。それが300年近く経った現在も解かれていないという事実が、素数の持つ深い神秘を象徴しています。
使い方・例文
数学の読み物や整数論の入門書で「300年以上誰も証明できていないゴールドバッハ予想」として紹介される場面や、プログラミングの練習問題でこの予想を検証するコードを書く課題として登場します。
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