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ギャップ結合とは?

ぎゃっぷけつごう

ギャップ結合とは、隣り合う細胞どうしを直接つなぎ、イオンや小分子を行き来させる細胞間チャネル構造のことです。

ギャップ結合(Gap junction)とは、動物細胞細胞膜に存在する特殊な細胞間連絡構造で、隣接する2つの細胞の細胞膜を貫通する管状のチャネルを形成し、細胞間で直接物質やシグナルをやり取りする仕組みです。

構造と仕組み:ギャップ結合はコネキシンと呼ばれるタンパク質が6つ集まって形成される「コネクソン」という半チャネル単位が、隣り合う2細胞それぞれの膜に1つずつ向かい合わせになることで1本の完全なチャネルを構成します。このチャネルの直径は約1〜2nmで、分子量1,000以下の低分子であればイオン・アミノ酸・ATPなどが通過できます。

主な役割

  • 電気シグナルの伝達(心筋・平滑筋での電気的同期)
  • 代謝物や二次メッセンジャーの共有(cAMP・Ca²⁺など)
  • 発生過程での細胞分化シグナルの伝播
  • 神経系での電気シナプス形成

意義と疾患との関係:心筋細胞がリズミカルに同時収縮できるのもギャップ結合による電気的結合のおかげです。コネキシン遺伝子の変異は先天性難聴や心疾患、白内障などと関連することが知られており、ギャップ結合は生命維持に不可欠な細胞間コミュニケーション機構です。

使い方・例文

心臓の心筋細胞はギャップ結合で電気的につながっており、1か所で生じた興奮が瞬時に全心筋へ広がることで、心臓全体が協調して収縮するポンプ機能を実現しています。

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