キャンバースキーとは?
きゃんばーすきー
板の中央部分が自然にアーチ状に反り上がった構造を持つスキー板で、雪面への圧力配分と反発力を高めた伝統的な設計です。
キャンバースキーとは、スキー板を平らな面に置いたときに板の中央部(フット部分)が弓なりに浮き上がる「キャンバー」と呼ばれる反りを持つスキー板のことです。この反り構造は、荷重時に板が均等に雪面へ接地するよう設計されており、エッジング(エッジを雪面に食い込ませる動作)の精度と反発力を高める効果があります。
キャンバーの主な機能と特徴は以下のとおりです。
- 荷重をかけると板全体が均等に雪面に接触し、安定したグリップを生む
- エッジが均一に雪を捉えるため高速でも安定したターンが可能
- 板が元の形状に戻ろうとする反発力がターンの推進力になる
- 整地されたゲレンデや圧雪バーンで特に高い性能を発揮する
近年ではロッカー(逆反り)やゼロキャンバーなど、パウダーや荒れた雪面に向けた設計の板も普及しています。キャンバースキーはそれらと対比される概念として使われることが多く、整地された硬い斜面を高速で滑るアルペン競技や基礎スキーでは今も標準的な選択肢です。クロスカントリースキーにもキャンバー構造が存在し、蹴り出し時のグリップ確保に利用されています。
使い方・例文
スキーショップで板を選ぶ際に「ゲレンデ整地メインならキャンバースキーが向いています」とスタッフに勧められる場面で、この言葉が登場します。
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