ガスタービンとは?
がすたーびん
ガスタービンとは、燃料を燃焼させた高温・高圧の燃焼ガスでタービンを回転させ、動力や電力を得る内燃機関の一種です。
ガスタービン(gas turbine)とは、圧縮機・燃焼器・タービンの三要素で構成される回転型の内燃機関です。空気を圧縮して燃料と混合し、燃焼させることで生じた高温・高圧のガスをタービンブレードに吹き付けて回転力を取り出します。タービンが発生させた動力の一部は圧縮機の駆動に使われ、残りが発電機や推進力として利用されます。
ガスタービンの大きな特徴は以下の点にあります。
- 高い出力重量比:同じ出力を持つレシプロエンジンに比べてコンパクトで軽量
- 起動の速さ:数分〜十数分で定格出力に達し、需要変動への対応力が高い
- 燃料の多様性:天然ガス・灯油・軽油など複数の燃料に対応可能
- 高い連続運転耐久性:可動部が少なく、長時間の連続運転に適している
ガスタービンは幅広い分野で使われています。航空機のジェットエンジンはガスタービンの一形態であり、推力として噴射ガスを利用します。発電分野では天然ガスを燃料とするガスタービン発電所が普及しており、排熱を蒸気タービンと組み合わせたコンバインドサイクル発電では熱効率60%超を達成しています。さらに艦船のエンジン、石油・ガスパイプラインの圧縮機駆動など、産業用にも広く用いられています。
再生可能エネルギーの補完電源としても注目されており、水素や合成燃料への対応が次世代ガスタービンの開発テーマとなっています。
使い方・例文
電力需要が急増するピーク時間帯に素早く電力を供給できるよう、各地の発電所では起動が速いガスタービン発電機が待機しており、数分以内に発電を開始できます。
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