カール14世ヨハンとは?
かーるじゅうよんせいよはん
カール14世ヨハンとは、フランスのナポレオン将軍から転じてスウェーデン・ノルウェー国王となった、波乱万丈の出自を持つ19世紀の君主です。
カール14世ヨハン(1763〜1844年)は、スウェーデンおよびノルウェーの国王(在位1818〜1844年)であり、現在も続くベルナドット王朝の始祖です。生まれはフランス南部のポー(現在のピレネー=アトランティック県)で、本名ジャン=バティスト・ジュール・ベルナドット。一平民の息子として生まれながら、フランス革命とナポレオン戦争の波に乗って歴史に名を刻みました。
フランス軍に入隊したベルナドットは、才能と勇敢さで頭角を現し、ナポレオン・ボナパルトのもとで元帥(マレシャル)にまで昇り詰めました。1810年、後継者のいなかったスウェーデン王カール13世の議会が、ナポレオン外交の影響もあってベルナドットを王位継承者に選出します。ベルナドットはルター派に改宗してカール・ヨハンの名を受け、スウェーデンに渡りました。
皇太子として事実上の国政を担ったカール・ヨハンは、かつての主君ナポレオンと袂を分かち、1813年のライプツィヒの戦い(諸国民の戦い)では対仏同盟側に立って戦い、ナポレオンの敗北に貢献しました。1814年のキール条約でノルウェーをデンマークからスウェーデンに帰属させ、1818年に国王に即位しました。
フランス語以外をほとんど習得しなかったとも伝わる異色の君主でしたが、スウェーデンを安定した立憲君主国として導き、約26年の治世を全うしました。彼の血筋は現在のスウェーデン国王カール16世グスタフにまで続いています。
使い方・例文
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