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カーボンバジェットとは?

かーぼんばじぇっと

カーボンジェットとは、地球温暖化を一定の水準に抑えるために、人類が今後排出できる二酸化炭素の累積上限量のことです。

カーボンジェット炭素予算)は、地球平均気温上昇を特定の目標値(例:産業革命前比1.5℃または2℃)以内に収めるために、世界全体で排出できる温室効果ガスの総量の上限を指します。気候科学の分野では、気温上昇幅と累積二酸化炭素排出量の間に比例関係があることが確認されており、この関係性を利用して「残り何トンまで排出できるか」を計算したものです。

IPCCの報告書では、1.5℃目標に対応するカーボンバジェットはすでに大部分が消費されており、残りの排出余力は数年から十数年分しかないと推計されています。この「残り枠」を国別・産業別・企業別にどう配分するかは、気候交渉における重要な政治課題となっています。

カーボンバジェットの概念は政策立案だけでなく、企業のネットゼロ目標設定や投資家のリスク評価にも活用されています。「科学に基づいた目標(SBT)」を策定する際にも、このカーボンバジェットから逆算して削減量を決める手法が広く使われています。

使い方・例文

気候変動対策の交渉や企業の脱炭素計画の策定において、「残り数年分のカーボンバジェットしか残っていない」という文脈で用いられます。

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