カルテルとは?
かるてる
カルテルとは、同業の企業同士が競争を避けるために価格・生産量・販売地域などを協定で取り決める行為のことです。
カルテル(cartel)とは、同一業種の複数の企業が、互いの競争を制限・排除するために価格・生産量・販売地域・取引条件などについて協定を結ぶ行為のことです。競争制限的な企業間合意として、多くの国で違法とされています。
カルテルの主な種類には以下のものがあります。
- 価格カルテル:販売価格を統一または最低価格を設定する
- 生産カルテル:生産量を制限して市場への供給を絞る
- 市場分割カルテル:地域や顧客を分け合い競合を避ける
- 入札談合:公共調達における落札者・価格の事前合意
カルテルが成立すると、消費者は競争がないために高い価格で商品・サービスを購入させられるという被害を受けます。また、新規参入が阻まれることで業界全体の効率性・革新性も低下します。
日本では独占禁止法第3条が不当な取引制限(カルテル)を禁止しており、公正取引委員会が監視・取り締まりを行います。国際的にもEU競争法やアメリカの反トラスト法など各国で厳しく規制されています。近年は国際カルテルが問題となるケースも増え、各国当局間の協力による摘発も進んでいます。
使い方・例文
石油会社数社が「ガソリンの価格を1リットルあたり○円以下にはしない」と密かに取り決めた場合、それはカルテルとして独占禁止法違反に問われます。
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