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カスケード効果とは?

かすけーどこうか

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カスケード効果とは、ある出来事が引き金となって連鎖的に次の事象を引き起こし、影響が段階的に広がっていく現象のことです。

カスケード効果(Cascade Effect)とは、ある一つの変化や出来事が引き金(トリガー)となり、次々と関連する事象を引き起こしながら波及していく連鎖反応のことです。「カスケード」はもともとフランス語で「滝」を意味し、水が段差を伝って流れ落ちる様子から、影響段階的に広がるプロセスを表すメタファーとして用いられます。

生態学の文脈では「栄養カスケード(Trophic Cascade)」として特に重要な概念です。例えば、捕食者(狼など)が生態系から排除されると、草食動物が増加し、植物が過剰に食べられ、土壌侵食が進む——というように、食物連鎖の一点の変化が生態系全体を変えることを指します。1990年代のイエローストーン国立公園への狼の再導入はその典型例として有名です。

カスケード効果は生態学にとどまらず、幅広い分野で見られます。

  • 経済:ある企業の破綻が金融機関や取引先に連鎖して広まる金融危機
  • コンピュータ:スタイルシート(CSS)の継承ルール(Cascading Style Sheets)
  • 心理学:認知のゆがみが行動・対人関係に波及する連鎖
  • 医療:一つの臓器不全が他の臓器機能を次々と低下させる多臓器不全

植物・生態系の分野では、植物種の消失が送粉者(蜂など)の減少を招き、さらに他の動植物に影響が及ぶ「生物多様性のカスケード」も重要な研究テーマとなっています。

使い方・例文

生態学の授業や環境問題の解説で、「頂点捕食者の消失が植物層にまで影響するカスケード効果」として引用されるほか、経済ニュースでも「金融危機のカスケード効果」という表現で登場します。

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