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カシミアとは?

かしみあ

カシミアとは、カシミール地方原産のカシミヤヤギの産毛から採れる高級天然繊維で、その柔らかさと保温性で知られています。

カシミア(Cashmere)は、主にカシミール地方(現在インド北部・パキスタン中国北西部にまたがる地域)や中央アジアのモンゴルなどの高地に生息するカシミヤヤギ(Capra hircus laniger)の産毛から採取される天然繊維です。「カシミヤ」とも表記されます。

カシミアの最大の特徴は、繊維の細さと柔らかさにあります。一般的なウール(羊毛)の繊維径が約20〜30マイクロメートルであるのに対して、カシミアは約14〜16マイクロメートルと非常に細く、肌触りが格段に滑らかです。また、繊維内部に微細な空洞があるため、軽量でありながら高い保温性を発揮します。

カシミアが高価な理由は、その希少性にあります。

  • 1頭のヤギから年間に採れる産毛はわずか約150〜200グラムほど
  • セーター1枚に4〜6頭分の原毛が必要とされる
  • 年1回のみ春先に手作業で梳(す)き取られる
  • 採取後の選別・精製工程が繊細で手間がかかる

カシミアは長年、高級ニット製品の素材として王侯貴族や富裕層に愛好されてきました。現在ではスコットランドやイタリアが高品質なカシミア製品の産地として知られており、セーター、マフラー、コートなどに使用されています。品質の見分け方としては、繊維の細さ・長さ・産地などが重要な指標となります。

使い方・例文

冬のギフトとしてカシミアのマフラーが選ばれることが多く、軽くてふわふわした肌触りと高い保温性が喜ばれます。

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