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オーギュスト・ブランキとは?

おーぎゅすとぶらんき

オーギュスト・ブランキとは、19世紀フランスの革命的社会主義者であり、労働者による武装蜂起と前衛的革命組織による社会変革を唱えた急進的な活動家です。

ルイ=オーギュスト・ブランキ(Louis-Auguste Blanqui、1805〜1881年)は、フランス南部の小村出身の革命家・政治思想家です。生涯の約半分を獄中で過ごしたことから、「囚われの老人」とも呼ばれました。

ブランキが活躍した19世紀フランスは、ナポレオン戦争後の復古王政・七月王政・第二共和政・第二帝政・第三共和政と政体が激変する激動の時代でした。彼は学生時代から秘密結社に加わり、1830年の七月革命、1848年の二月革命、1871年のパリ・コミューンなど、この時代の主要な革命的事件のほぼすべてに関与しています。

ブランキの思想と戦略の特徴は次の点にあります。

  • 少数精鋭の革命的前衛組織による武装蜂起で権力を奪取するという「ブランキ主義」
  • 議会や選挙による改革ではなく、直接行動と暴力革命の重視
  • 資本主義と教会権力(聖職者支配)への徹底した批判
  • 国家権力の一時的な革命的独裁による社会変革の推進

ブランキ主義はマルクス主義とは異なり、革命の主体を「歴史の法則によって運動する大衆」ではなく「決断した少数の組織」に置きます。この発想は後のロシア革命家レーニンの「前衛党論」にも影響を与えたとされています。パリ・コミューン直前に逮捕されたブランキは蜂起に参加できませんでしたが、その存在はコミューン参加者たちの精神的支柱であり続けました。

使い方・例文

19世紀ヨーロッパの革命運動史を学ぶ際に、ブランキの名は「少数精鋭による武装蜂起路線」の代名詞として登場します。

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