エーリヒ・レーダーとは?
えーりひれーだー
エーリヒ・レーダーは、第二次世界大戦期のドイツ海軍総司令官で、ドイツ海軍の再建と水上艦隊の整備を主導した元帥です。
エーリヒ・レーダー(Erich Raeder, 1876〜1960年)は、ドイツの海軍軍人で、第二次世界大戦初期のドイツ海軍最高指導者として水上艦隊の整備と戦略立案を担いました。最終階級は海軍元帥(Großadmiral)。
レーダーは第一次世界大戦でもユトランド沖海戦などに参加した経験を持ち、戦間期にはヴェルサイユ条約による制約の中でドイツ海軍の再建に取り組みました。第二次世界大戦での主な関与は次の通りです。
- ノルウェー作戦(1940年)の計画立案に貢献
- 戦艦ビスマルクをはじめとする大型水上艦による通商破壊戦を構想
- 「Z計画」と呼ばれる大型艦隊整備計画を推進したが、開戦で頓挫
- Uボート重視のカール・ドニッツと方針上の対立があり、1943年にヒトラーの不興を買って辞任
戦後のニュルンベルク裁判で有罪判決を受け、終身刑を宣告されましたが、後に健康上の理由で釈放されました。レーダーの戦略はドニッツのUボート重視路線とは対照的な水上艦重視で、その優劣については今日も軍事史家の間で議論されています。
使い方・例文
ドイツ海軍史や第二次世界大戦の海上作戦を調べる際に、ドニッツとセットで比較される形で登場することが多い人物です。
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