エンジンランアップとは?
えんじんらんあっぷ
エンジンランアップとは、航空機が離陸前にエンジンの状態を点検するために行う、地上での試運転手順のことです。
エンジンランアップ(Engine Run-up)とは、航空機が離陸する前に地上でエンジンを一定の回転数まで上げ、各種システムが正常に機能しているかを確認する手順のことです。パイロットが安全に飛行できるかどうかを事前に検証するための重要なプロセクチェックです。
手順は機種ごとにチェックリストとして定められており、一般的に以下のような項目が確認されます。
- エンジン出力(マグネトーチェックや点火系統の確認)
- 油圧・油温・油圧計の正常値確認
- プロペラや燃料系統の動作確認
- カーボハーター(着氷防止装置)の効果確認
- 各計器類の作動確認
プロペラ機の場合、2系統の点火系統(左右マグネト)を片方ずつ切り替えて、回転数の落ち込みが許容範囲内であるかを確かめる「マグネトーチェック」が特に重要です。ジェット機では異音・振動・計器値の異常がないかを確認します。
エンジンランアップは離陸前の安全の最終確認として位置づけられており、問題が発見された場合は離陸を中止し、整備士によるチェックを受ける必要があります。飛行訓練でも最初に習得する基本手順の一つです。
使い方・例文
小型機のパイロットが滑走路手前の待機エリア(ランアップエリア)でエンジンを規定回転数まで上げ、マグネトーチェックや計器確認を行ってから離陸許可を要求する場面でこの用語が使われます。
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