エドワード・ヒースとは?
えどわーどひーす
イギリスの政治家で、保守党党首として首相を務め(1970〜1974年)、イギリスのEC(欧州共同体)加盟を実現した人物です。
エドワード・ヒース(Edward Heath、1916年〜2005年)は、イギリスの政治家で保守党を率いた人物です。1970年の総選挙で労働党のハロルド・ウィルソン政権を破り首相に就任し、1974年まで政権を担いました。
ヒース政権の最大の歴史的業績は、1973年のイギリスのEC(欧州共同体、現在のEUの前身)加盟を実現したことです。フランスのド・ゴール大統領による拒否を経て、長年の交渉の末に加盟を果たしたことは、ヒースの政治的レガシーとして評価されています。
一方で国内政策では困難な局面が続きました。炭鉱労働者のストライキへの対応として週3日労働制を導入せざるを得なくなるなど、労使紛争への対応に苦慮しました。1974年の総選挙では過半数を取れず、その後保守党内でもマーガレット・サッチャーに党首の座を明け渡すことになります。
趣味の面では音楽・ヨットを愛したことでも知られ、アマチュアオーケストラの指揮や外洋ヨットレースへの参加でも話題になりました。ヒースの欧州統合への取り組みは、のちのブレグジット(EU離脱)をめぐる議論の中で改めて注目されるなど、イギリス現代政治史において重要な位置を占める人物です。
使い方・例文
英国のEU加盟の歴史を振り返る文脈で、「エドワード・ヒース首相が1973年にECへの加盟を実現した」と紹介されることが多い人物です。
この用語をシェア
最終更新: