エドガー・コッドとは?
えどがーこっど
エドガー・コッドはリレーショナルデータベースの理論的基盤を築いたコンピュータ科学者で、現代のデータベース技術の父と呼ばれています。
エドガー・フランク・コッド(Edgar Frank Codd、1923〜2003年)は、イギリス出身でIBMに在籍したコンピュータ科学者です。1970年に発表した論文「A Relational Model of Data for Large Shared Data Banks(大規模共有データバンクのためのデータの関係モデル)」において、リレーショナルデータベース(RDB)の概念を初めて体系的に示しました。
それ以前のデータベースは階層型やネットワーク型が主流であり、データの構造変更や柔軟な検索が困難でした。コッドが提唱した関係モデルでは、データを表(テーブル)の形式で表現し、集合論と述語論理を応用することで、データの独立性と柔軟な操作を実現しました。この理論をもとに、のちにSQLが開発されます。
また、コッドはリレーショナルデータベースが満たすべき要件を整理した「コッドの12の規則」も提唱し、RDB製品が真に関係モデルに準拠しているかを評価する基準を示しました。この規則は今日のデータベース設計においても参照されています。
1981年にはチューリング賞(コンピュータ科学分野の最高栄誉賞)を受賞しており、現代のWebサービスや業務システムに欠かせないデータベース技術の根本を作り上げた人物として世界的に評価されています。
使い方・例文
データベース設計の授業や参考書で「コッドの正規化理論に基づいて、テーブルを第3正規形に整える」というかたちで登場します。
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