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エチオピア正月とは?

えちおぴあしょうがつ

エチオピア正月とは、エチオピアおよびエリトリアが用いるエチオピア暦の元日で、グレゴリオ暦の9月11日(うるう年前は9月12日)に祝われる新年行事です。

エチオピア正月は「エンクタタシュ(Enkutatash)」とも呼ばれ、エチオピア正教会の暦(エチオピア暦)に基づく新年の到来を祝う国民的な祝祭です。エチオピア暦はユリウス暦と類似した独自の暦体系を持ち、グレゴリオ暦とは約7〜8年の差があります。

エンクタタシュという名称には「宝石の贈り物」という意味があるとされ、シバの女王がエルサレムからエチオピアへ帰国した際に臣下が宝石を贈ったという伝説に由来するとも言われています。この祭りはエチオピアの雨季(大雨季)が終わり、花が咲き誇る乾季が始まる時期と重なるため、自然の再生と豊穣の象徴でもあります。

エチオピア正月の主な行事の特徴は以下のとおりです。

  • 白い伝統衣装を身にまとい、家族や近隣が集まって食事と歌で祝う
  • 子供たちが野の花を束ねてルルや賛美歌を歌いながら家々を訪問する
  • 教会でのミサや行列(ティムカット等と混同されることもある)
  • 伝統料理インジェラや蜂蜜酒テジを囲む宴

エチオピアが独自の暦と正月を持つことは、その長い歴史と文化的独自性の象徴であり、アフリカで唯一ヨーロッパ列強に征服されなかった国家としての誇りとも結びついています。

使い方・例文

9月11日のエチオピア正月には、アディスアベバの街中で子供たちが花束を手に歌を歌いながら近所の家を訪ね、大人たちから菓子やお金をもらう光景が見られます。

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