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エクスポジションとは?

えくすぽじしょん

エクスポジションとは、音楽文学・映画などで物語や主題が最初に提示される部分のことを指す用語です。

エクスポジション(exposition)とは、作品において主要な素材や情報を最初に提示する部分を指す用語です。音楽文学演劇・映画など複数の芸術分野で使われますが、意味は分野によって少し異なります。

音楽においてとくに重要なのはソナタ形式のエクスポジションです。交響曲弦楽四重奏などで用いられるソナタ形式では、楽章の最初の区画を提示部(エクスポジション)と呼び、第一主題と第二主題という対照的な二つの主要主題が提示されます。古典派の作品ではこの部分をそのまま繰り返す慣例があり、聴衆が主題を耳に馴染ませる機能を担っていました。その後に展開部・再現部が続き、提示した素材が変容・回帰するという構造が生まれます。

文学や映画・演劇においては、物語の冒頭で登場人物・舞台設定・時代背景・物語の状況を観客や読者に伝える部分をエクスポジションと呼びます。

  • 登場人物の紹介と関係性の提示
  • 時代・場所・社会的背景の説明
  • 物語が始まるまでの経緯の説明
うまく機能すれば自然な流れの中で情報が伝わりますが、過剰になると「説明的すぎる」と批判されることもあります。

いずれの分野でも、エクスポジションは作品全体を理解するための土台を作る重要な役割を果たします。

使い方・例文

「この映画のエクスポジションはセリフによる説明が少なく、映像だけで状況を伝える巧みな構成だった」のように、作品の導入部分の設計を評する際に用いられます。

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