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ウェットオンウェットとは?

うぇっとおんうぇっと

ウェットオンウェットとは、前の絵具が乾かないうちに次の絵具を重ねて塗る絵画技法で、色が自然に混ざり合うことで柔らかな表現が得られます。

ウェットオンウェット(Wet on Wet)は、先に塗った絵具が乾燥する前に、濡れた状態のままその上に別の色を重ねて描く絵画技法です。英語で「濡れた上に濡れた」を意味し、「ウェット・イン・ウェット(Wet in Wet)」とも呼ばれます。油彩水彩アクリル絵具など様々な画材に適用されます。

この技法の最大特徴は、隣接する色が画面上で自然に溶け合い、境界がなめらかなグラデーションを形成することです。意図した混色とは異なる偶発的な色の動きが生まれるため、雲・霧・水・光の表現に特に効果的です。

油彩画では、あらかじめ油性のメディウムを薄く塗った上から描く方法があり、ルーベンスやレンブラントなどの巨匠も活用しました。水彩画では、紙全体を水で湿らせてから絵具を落とす「ウェット・オン・ウェット技法」が水彩の基本技法のひとつとされています。

ウェットオンウェットで得られる効果をまとめると次の通りです。

  • 色の境界が自然にぼける柔らかな表現
  • 偶発的なにじみやぼかしによる有機的な質感
  • 空・雲・霧・水面などの自然現象の描写に適合
  • 迅速な制作が可能(一気に描き上げるアラプリマ技法と組み合わせやすい)

使い方・例文

「水彩紙を濡らしてからウェットオンウェットで空を描くと、青と白が自然に混ざり合って朝焼けのようなグラデーションが生まれた」というように、絵画技法の実践解説で登場します。

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