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ウィトルウィウスとは?

うぃとるうぃうす

ウィトルウィウスとは、古代ローマ建築家・軍事技術者で、西洋建築史上初の体系的建築書『建築論』を著した人物です。

マルクス・ウィトルウィウス・ポリオ(Marcus Vitruvius Pollio)は、紀元前1世紀ごろに活躍した古代ローマ建築家工学者です。カエサルやアウグストゥスに仕え、軍事機械の設計や公共建築の監督にあたったとされています。

彼の最大の功績は、全10巻からなる建築書『建築について(De architectura)』を著したことです。これは現存する最古の建築理論書として知られ、都市計画・神殿建築・住宅・水道・機械など幅広い分野にわたります。この書の中でウィトルウィウスは、優れた建築の条件として以下の3要素を挙げました。

  • コモディタス(用途・機能):建物が目的を果たすこと
  • フィルミタス(強固さ・耐久性):構造的に堅牢であること
  • ウェヌスタス(美・美観):見た目が美しいこと

この三原則は後世の建築理論に深く影響を与え、ルネサンス期にはアルベルティやパラーディオらが彼の理論を再評価・復活させました。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」はこの書の記述をもとにしており、今日でも広く知られています。建築と人体の比例を結びつける彼の思想は、西洋建築・芸術の基礎となっています。

使い方・例文

建築学の授業や西洋建築史の解説で「ウィトルウィウスの三原則(用・強・美)」として引用されます。また、レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な素描「ウィトルウィウス的人体図」を説明する際に必ず登場する人物です。

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