ウアリ・ブーメディエンとは?
うありぶーめでぃえん
ウアリ・ブーメディエンは、アルジェリアの軍人・政治家であり、クーデターで権力を掌握してアルジェリアの社会主義的近代化を推し進めた大統領です。
ウアリ・ブーメディエン(Houari Boumédiène、1932年頃〜1978年)は、アルジェリアの軍事指導者・政治家です。フランス植民地支配下に生まれ、若くしてアルジェリア独立運動(FLN)に参加し、軍事部門で頭角を現しました。
1962年のアルジェリア独立後、初代大統領アハンメド・ベン・ベッラの下で国防相として権力基盤を固めます。1965年には無血クーデターでベン・ベッラを追放し、革命評議会議長として実権を掌握。1976年には新憲法のもとで正式に大統領に就任しました。
国内政策では石油・天然ガスの国有化、農業改革、重工業化などを軸とした社会主義路線を推進し、アルジェリア経済の自立を目指しました。教育や医療の普及にも力を入れ、近代化を積極的に進めた一方で、権威主義的な一党支配体制を維持しました。
対外的には第三世界の結束を重視し、1973年の石油危機後には産油国の立場からOPEC内での強硬路線を支持しました。また1974年には国連特別総会で「新国際経済秩序」の樹立を訴える演説を行い、南北問題の重要な論客として国際的な注目を集めました。1978年に難病(ワルデンストレームマクログロブリン血症)で急死するまで在任し続けました。
使い方・例文
「ブーメディエンの時代のアルジェリアは、アフリカにおける社会主義国家建設の事例として比較政治学の研究対象となっています。」
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