インナーソースとは?
いんなーそーす
インナーソースとは、企業や組織の内部でオープンソースの開発手法(公開・協力・透明性)を取り入れて、社内のコードやプロジェクトを横断的に共有・貢献し合う開発文化です。
インナーソース(InnerSource)とは、オープンソースソフトウェア開発の原則や文化を、組織内部のソフトウェア開発に適用する取り組みです。2000年頃からティム・オライリーらによって提唱され、大規模企業での開発効率化手段として広まりました。
インナーソースの主な特徴は次の通りです。
- 社内のリポジトリを部門を超えて閲覧・貢献可能にする
- コードレビューやプルリクエストなどオープンソース的なワークフローを採用する
- ドキュメントやガイドラインを充実させ自己解決を促す
- コントリビューター(貢献者)とトラステッドコミッター(承認者)の役割を明確にする
従来の企業開発では部門ごとにサイロ化(孤立化)が起きやすく、似たような機能を各チームがバラバラに開発する無駄が生じます。インナーソースを導入すると、別チームのコードに修正や改善を提案できるようになり、知識共有や重複排除が促進されます。
GitHub・GitLabなどを活用しやすい現代において、インナーソースは大企業でも組織の垣根を越えたコラボレーションを実現する仕組みとして、エンジニアリング文化の向上策として採用が広がっています。
使い方・例文
「別の部署が作ったAPIライブラリにバグを見つけたので、インナーソースの仕組みでプルリクエストを送り、全社で修正を共有した」のように使われます。
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