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インサート成形とは?

いんさーとせいけい

インサート成形とは、金型内にあらかじめ金属部品などの異材を配置してから樹脂を射出成形し、異材と樹脂を一体化させる成形技術です。

インサート成形(insert molding)は、射出成形を行う金型内にあらかじめ金属製のインサート部品(ナットピン・端子・シャフトなど)や異種材料を配置し、その上から溶融樹脂を射出することで、インサートと樹脂が一体になった部品を製造する加工技術です。後から別工程でインサートを取り付ける場合と比較して、工程が短縮でき結合強度も高くなります。

成形の手順は次のとおりです。まず金型を開いた状態でインサート部品を所定の位置にセットし、型を閉じて溶融樹脂を射出・充填します。樹脂が固化した後に型を開くと、インサート部品と樹脂が一体化した完成品が取り出せます。インサート部品はアンダーカット形状(溝・ローレット・穴など)を持つものが多く、樹脂が硬化することで機械的に固定されます。

インサート成形の主な利点は以下のとおりです。

  • 金属と樹脂の機能を一つの部品に組み合わせられる(例:強度と軽量化の両立)
  • 後付け圧入より高い結合強度と気密性が得られる
  • 部品点数の削減・組み立て工数の削減が図れる
  • インサートの位置精度が金型で確保される

電気コネクタ・スイッチ・センサー筐体・自動車の内装部品など、樹脂部品に強度や通電性が必要な箇所で広く活用されています。医療機器や精密機器にも多く採用されています。

使い方・例文

コネクタハウジングや電動工具のグリップに埋め込まれた金属端子やネジインサートは、インサート成形によって樹脂と一体化されており、後から圧入するより高い強度を持ちます。

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