イレーヌ・ジョリオ=キュリーとは?
いれーぬじょりおきゅりー
イレーヌ・ジョリオ=キュリーは、人工放射能を発見して1935年にノーベル化学賞を受賞したフランスの物理化学者で、キュリー夫人の娘です。
イレーヌ・ジョリオ=キュリー(Irène Joliot-Curie、1897〜1956年)は、フランスの物理化学者です。放射能研究でノーベル賞を受賞したマリー・キュリーとピエール・キュリーの長女として生まれ、自身もノーベル賞を受賞した科学者として知られています。
夫のフレデリック・ジョリオと共同研究を行い、1934年にアルミニウムなどの安定した元素にアルファ線を照射することで人工的に放射性同位体を生成できることを発見しました。これが「人工放射能」の発見であり、核医学や放射性トレーサー技術の基礎となる重要な業績です。この功績により夫妻は1935年のノーベル化学賞を共同受賞しました。
母のマリーに続いてノーベル賞を受賞したことで、「ノーベル賞を受賞した母と娘」という歴史上唯一の記録を持つ家族となりました。
後年はフランスの原子力政策にも関与し、原子力委員会の委員を務めました。放射線被ばくの影響により1956年に白血病で没しました。
使い方・例文
ノーベル賞の歴史やキュリー家の業績を調べるとき、あるいは人工放射能の発見者として核医学の教科書でイレーヌの名前が登場します。
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