本文へスキップ

キュリーとは?

きゅりー

キュリーとは、放射性物質の放射能の強さを表す旧単位で、記号はCiです。

キュリー(Ci)は放射能の単位で、1キュリーは1秒間に370億回(3.7×10の10乗回)の放射性崩壊が起きる放射能の強さを表します。この定義は、1グラムのラジウム226が1秒間に示す放射性崩壊数に基づいています。

単位名は放射線研究の先駆者マリー・キュリーピエール・キュリー夫妻に由来します。かつては放射能測定の標準単位として広く使用されていましたが、現在はSI単位系のベクレル(Bq)が国際的な標準単位となっています。1キュリー=3.7×10の10乗ベクレルという換算関係があります。

キュリーとベクレルの比較として重要な点を以下に示します。

  • 1Ci=37,000,000,000Bq(370億ベクレル)という非常に大きな値
  • キュリーは現在も米国の医療・産業分野で実用単位として使用される場合がある
  • ミリキュリー(mCi)やマイクロキュリー(μCi)も医療現場で使われる
  • 放射性医薬品の投与量表示など臨床場面での利用が多い

日本では原子炉等規制法改正に伴い、法令上の単位はベクレルに統一されています。ただし歴史的文献や米国発の技術文書では今もキュリーが登場するため、単位換算の理解が重要です。放射能の評価では、単位の種類と数値を正確に把握することが安全管理において不可欠です。

使い方・例文

「この放射性医薬品は20ミリキュリー(mCi)の技術規格で製造されている」という医療機器メーカーの資料など、旧単位系を使う文書で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語