本文へスキップ

イサベル・ゴダン・デ・オドアンとは?

いさべるごだんでおどあん

イサベル・ゴダン・デ・オドアンは、18世紀に南米アマゾン川流域を単独で踏破したフランス人女性探検家として知られる人物です。

イサベル・ゴダン・デ・オドアン(Isabel Godin des Odonais、1728〜1792年)は、フランス領ギアナ出身の女性で、18世紀に南米アマゾン川上流域を踏破した驚異的な旅で歴史に名を残しました。彼女の物語は、愛と生存をめぐる壮絶な実話として現在も語り継がれています。

イサベルの夫ジャン・ゴダンはフランスの測量隊員で、1749年に南米調査の任務でペルーへ渡りましたが、政治的理由でフランス領ギアナへの帰路を絶たれてしまいます。再会を果たすため、イサベルは1769年に大勢の同行者とともにキトを出発し、アマゾン上流域を下る旅に乗り出しました。

しかし、旅は過酷を極めました。疫病・飢餓・密林の困難により同行者が次々と命を落とし、イサベル自身もジャングルの中に取り残される絶体絶命の状況に追い込まれました。それでも生き延び、地元先住民に助けられて奇跡的に救出されます。そして数週間後、ついに夫ジャンと20年ぶりの再会を果たしました。

この体験は夫ジャンの書簡によってヨーロッパに伝えられ、当時のフランスでも大きな話題となりました。イサベルの物語は、18世紀の南米探検史における稀有な女性の視点を伝えるものとして、今日でも多くの著作や研究の対象となっています。

使い方・例文

18世紀の南米探検史や女性探検家の物語を紹介する書籍で、イサベルの壮絶な旅が取り上げられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語