イキシアとは?
いきしあ
イキシアとは、南アフリカ原産のアヤメ科の球根植物で、細い茎に星形の花を穂状に咲かせる観賞用の草花です。
イキシア(Ixia)は、アヤメ科(Iridaceae)イキシア属に分類される球根植物の総称で、主に南アフリカのケープ地方を原産地とします。属名の「Ixia」はギリシャ語で「粘着性のある」を意味し、一部の種の粘着質な葉から名づけられたとされます。日本では「ウォンドフラワー(wand flower)」とも呼ばれることがあります。
植物としての特徴は以下の通りです。
- 草丈は30〜60cmほどで、細くしなやかな茎が特徴。
- 茎の先端に複数の花が穂状(スパイク状)に並び、順次開花する。
- 花は6弁の星形で、白・ピンク・赤・オレンジ・黄・クリームなど豊富な色彩がある。
- 花の中心部が暗色(黒・赤紫)になる品種が多く、コントラストが美しい。
原産地の南アフリカでは地中海性気候のもと春(現地の9〜11月)に開花します。日本では秋に球根を植えて春(4〜6月)に開花する秋植え球根として扱われます。耐寒性はやや弱く、寒冷地では冬に球根を掘り上げて保管する必要があります。
育てやすく花期が長いため、花壇・コンテナ・切り花として広く利用されています。切り花としては花持ちが良く、フラワーアレンジメントでも重宝されます。品種改良も盛んで、多くの園芸品種が流通しています。
使い方・例文
春のガーデニングコーナーでは、細い茎に色とりどりの星形の花を付けたイキシアの鉢植えや切り花がよく見られます。南アフリカ原産らしい鮮やかな発色が特徴で、チューリップやフリージアと並べて春の球根花として販売されています。
この用語をシェア
最終更新: